夏といえば

 

どうも、イカちくわです。

金曜ロードショーにてサマーウォーズが放送されて、ついに今年も夏が来たという感じです。

皆さん夏は好きですか?私は嫌いです。死ぬほど暑くてクーラーのかかった部屋にいないとデバフにより継続ダメージで死に至るからです。

さて、夏といえばなんといっても夏休み。秋になるまでボーナスタイムです。ちなみに兄は卒研があるから休みはないぜと泣いてました。

そして夏休みといえばみんなが人生一度は手こずったであろう大敵、そう!

読書感想文

が存在します。

そう、学校により特に興味もない本を読まされ、それの感想を長ったらしく原稿用紙2〜3枚ほどに書かねばならないアレです。あれって先生ちゃんと読んでるんですかね?

というわけで今回はその苦労をいかにして回避するか、私の実践した方法を紹介したいと思います。私は3年間ずっと同じ事をしました。

方法はいたって簡単。

「昔話の感想文を書く」

です。

この手法のメリットは3つ

・誰もが知ってる話のため共感を得やすい

・誰もが知ってる話のため自分も知ってる。即ち本を読む必要はない

・SF要素も強いので考察がしやすい

何言ってんだこいつ

そう思いましたね?昔話の感想文を書く。それは先生に提出後に怒られてしまう事必至の禁忌技法です。

しかし私は幸いにもクソがつくほどのオタクでした。

3つ目のメリットに行き着き、問題なく中学の3年間これを続けました。

あらすじを原稿用紙二枚に渡って書くバカもいましたが本当に進学出来ないほどのバカだと思われます。実際高校受験に失敗してました。

話を戻して、入学してすぐでキャラも定まってない。先生もこの宿題提出の内容で人間性を測らんとする一年生の時に書いた読書感想文のタイトルは

「桃太郎を読んで」

都会の人に昔話といえば?と聞いたら7割くらいの人が答えそうなお話です。

多分先生もこれは問題児だなと認識した事でしょう。ごめんねO先生。

「桃とは古代中国において神聖な果実とされており、西遊記孫悟空はこれを食べて不老長寿となります。そして川とは三途の川などしばしば隔たるものとして描かれることがあり、あの世とこの世を跨ぐものとされています。世界の狭間から流れてきた神聖な果実、これには重大な意味があるのでは?」などと考察していた事を思い出します。ほんとごめんねO先生。

ところがこれが職員室でえらくウケてしまいます。先生から「面白かったけどもうやるなよ。感想文でふざけるなって怒ってる先生もいたし」と釘を刺されました。

さてそんな事を言われた次の2年生の時に書いたタイトルは

「浦島太郎を読んで」

です。懲りませんね。

こうなっては出したもの勝ちです。それっぽく考察してそれっぽくやり過ごしましょう。

ちなみにこちらの内容は「亀を目についたからととりあえず助ける善人浦島に対して何故玉手箱という試練のようなものを渡したのか?描かれる媒体によりその後の展開は変わってきたりしているがそれは何故か?原典では最終的には浦島は神に至ります。亀を助けたら神様になれるとは凄いですね。時間を詰めた箱とそれに囚われた浦島、時を巡る葛藤の果てに何が待つというのだろう」というような事を書いたような記憶がうっすらとあります。さすが中二、痛々しいですね。

職員室からの反応もなかなか良好、ただしまたも担任となったO先生から「来年は昔話やめてくれよ?真面目なSF小説の考察でもしてくれ」と言われます。ごめんねO先生。

さてさてそろそろ受験も控えてきて人権を投げ出す三年生。タイトルは

竹取物語を読んで」

です。懲りません。オーダー通り真面目なSFです。ただしこれは昔話に入るかというと多分微妙です。かぐや姫の方ならバッチリです。

内容はあえて言いません。みんなもやってみよう。

私の書いた昔話読書感想文、如何でしたでしょうか?ヒントになりますか?

読書感想文を書くコツとしては

1.あらすじを書く

2.登場人物の人間性とこんなところが好き、嫌いなどを書く

3.登場人物の心理面などで共感した部分を書く

4.その物語とリンクした自分の身の回りの出来事を書く

5.その物語を読んだ後、少し違って見えるようになった事柄などを書く

と言った感じでしょうか。筆がのってくるといらん事まで書きます。

というわけで夏を満喫するための方法をご紹介しました。皆様良い夏を!

 

 

 

ps.三年の時も担任はO先生でした